ロックンロール☆エビデイ

このブログでは高橋レノンのロックな日常を綴っていくぞ

高橋少年恋愛記~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~

純な漢で著名な俺、高橋・イノセントラブ・レノンだが、忘れられない告白物語がある。

 

それは俺が幼稚園の卒業間近かにまで遡る。

 

当時の俺は幼稚園の先生との初恋が実らず、そこから逃避するかの様にどうぶつの森というゲーム内のキャラクターで同じ村に住むアセロラというキャラクターに恋したんだ。

 

アセロラは村の姉御的存在だった。村のみんなに気遣いができ、みんなの相談事にも乗っていた口の堅そうな信頼できる大人の女性だった。

 

幼稚園の先生などという競走馬の寿命ほど年が離れた女性相手に初めて恋心を抱いたマセガキ高レノ少年がメロウな彼女に恋心を抱くのは時間の問題だった。

 

現実の女性に相手にされずに、ゲーム内の女性で現実逃避するなどというさながらキモオタクの様な感情を抱いた高レノ少年。ましてや現実で恋心を抱いた人間のパーソナリティに似たキャラクターに好意を抱くなんてキモさもひとしおだ。

 

そんなキモセントラブな高レノ少年は彼の年齢ながらの一大決心をした。

 

 

 

「そうだ、恋文を送ろう」

 

 

 

どうぶつの森というゲームは基本的にプログラミングされた文章の中から選択肢を選んで会話していくゲームだ。

会話には選択の自由はあるものの、自分の感情を正確に伝えるという行為は不可能である。

いや、厳密にいうと不可能ではない。不可能を可能にする方法は二つある。それは【村の掲示板で思いを伝える】という方法と【手紙で思いを伝える】といった方法だ。

 

前者は話にならない。掲示板にアセロラへの思いを書こうものなら村の笑いもの、いや下手したらどうぶつの森から村八分をされる可能性だってでてくる。みんながやれポケモンだ、やれデジモンだと盛り上がっているのをしり目に俺がやっとの思いでみつけた桃源郷ポケモンデジモンと違いどうぶつの森は買ってほしい交渉の難度がやや高かった)。みすみす離れるわけにはいかなかった。

 

 

恋愛感情を伝えるといった手段に使えるのは実質一つに限られていた。

 

 

さあ計画が決まれば即行動だ。高レノ少年は仕事ができる漢だった。

地元の肥満体系のいけ好かないたぬきがやっているデパートで一番キュートなハートの便箋を購入し、彼女へ愛の手紙を書き綴る。

いかんせん初めてのラブレター。初めての告白だ。

内容としてはこんなもんだった。

 

アセロラさん すきです つきあってください」

 

ここまでの俺の文章をみてもらっても分かるように俺は割と回りくどい文章の書き方をする。そんな人間だってこんなウブな時があったんだぜ?

この恋文は、食べ物で例えるならざる蕎麦、野球で例えるなら巨人の江川*1キン肉マンで例えるならばジェロニモ*2。すなわち素材で勝負といったところだ!

 

そしてレノソ少年はその手紙を村の郵便局へと持っていき、アセロラあてにとペリカンの女の郵便局員*3へと渡した。

高レノ「やい!あばずれペリカン!この手紙をアセロラたんに届けやがれ!」

あばカン「わ、わかったクェよ~」

こんな感じだったと思う。

 

かくして少年は人生初の告白と大仕事をやってのけた。

次の日アセロラに会うと手紙がもう届いていたらしく、好意的な反応が返ってきた。

これはアイシテルのサインなのか?!ポッポーッ!(蒸気のおと)と子供ながらにアハ体験してしまった高橋・暴走機関車・レノン少年。

こうして少年の初恋は成就する。。。

 

 

 

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はずだったのだが、一大事件が起きてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

知っている人もいると思うけれど、 当時からどうぶつの森では相手の住んでいる村に遊びに行くことができた。

だけれど、今のぶつ森と違って二人一緒にはあそべなかった。

片方がもう一人の村に遊びにいけて、遊びにこられた方は留守でいないという設定であった。

 

当時ぶつ森をプレイしているキッズはあまりいなかった。

ぶつ森が爆発的に普及しはじめたのはDSのころからだったと記憶する。

だから当時の僕は通信をしたくてもできない。。。という状況だったんだ。

そんな中ともだちの中で珍しくぶつ森を持っているS君(仮名)がいたんだ。

S君はすごい影響力を持つ仲間内の人気者だった。

誰とでも仲良くできるイイやつだった。みちのくのチャチャ*4勝俣といったところか(別に馬鹿にしてないぞ!)

俺みたいなつむじ曲がりとも仲良くしてくれた。

 

こうなれば言わなくても話は読めるね。

そう!S君が高レノ少年の村に来訪することになったのだ。

多分ウキウキしてたろうね。その時の感情は定かではないけれど、きっとワクワクしていたはず。

 

S君が村に来てしたことなんてほとんど覚えていないのだけれど、唯一今でも覚えていることがある。

それはS君があのアセロラ接触した時だ。

 

アセロラ「実はね・・・レノン君からこんなモノが送られてきたのよ・・・」

 

 

 

まさか?!

 

 

 

 

 

悪い予感は的中した。

 

 この村の女帝気取りは少年が短いながらも職人のように丹精こめて書き上げた手紙を意図も簡単に他人に見せびらかしたのである。

今ならば平気でlineのスクショを切り取って彼氏と共有して悪たれ口をいうような性悪女だったのだ!

 

 

 

 

そのあとの話はいうまでもない。

俺のセカンドラブは終わりを告げた。

そればかりか伊達に影響力のある小坊が周りに口外しないはずもなく・・・

俺のキモセント・ラブは異様な拡がりをみせ、さながらパンデミック

少年のの小さな世界の中で蔓延しきるのは時間の問題であった。

 

 

 

 

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来たる2020年3月20日どうぶつの森シリーズの新作「あつまれ どうぶつの森」がニンテンドースイッチにて発売されます。

魚釣りに虫取り大会、花火大会。元旦も起きて福袋とか買ったっけ。

高レノがガチ恋していたアセロラも参戦予定!

 みんなもレッツあつ森!

https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え?まさかこれで終わるつもりじゃないだろうな?」と思っているそこの勘繰り坊主!

 

ご名答だ!

 

こっちも色々あるんだ!

 

この騒動で俺が得た教訓というのはチェリボ(チェリーボーイの略)にも優しく接してくる女とチャチャ勝俣みたいな奴には気をつけな!って事だ

 

以上だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:ストレートとカーブのみで大活躍した往年の名投手。おい、そこのお前!現在の回りくどい嫌みったらしいベテランAV男優の顔舐めの様な解説からは想像もつかないですね。とか言うんじゃねーぞ!

*2:人間なのに超人と戦おうとした馬鹿

*3:オスのペリカンとの色恋沙汰で村で悪目立ちしているメスのペリカン。名前はぺりこだってよ、名づけが安直過ぎるだろ!

*4:人気マルチタレントの勝俣州和さんなどが所属していたアイドルグループ。ガチで売れていたらしい。なんとキムタクやつよぽんなども候補生だったらしいのだがよほど経歴に元CHA-CHAとつくのが嫌だったのか辞めた